JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

クルクマ共進会 市長賞に伊藤さん

2023/7/26

  • 出品物の外観や形状、そろいなどを確認する審査員

JAあいち中央碧南園芸課は7月26日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で「2023年産 クルクマ品質改善共進会」を開きました。栽培技術や質の向上が目的。JA碧南クルクマ部会の部会員が「シャローム」や「モンブラン」など22点を出品。最高位の碧南市長賞に、同市天神町の伊藤正弘さんが選ばれました。

県や市、JAあいち経済連の関係者ら8人が、苞葉の色つやなどの外観や品種の特性にあった形状、そろいなどを審査しました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の田中義浩主任専門員は「苞焼けや葉焼け対策もしっかりしてあり甲乙つけがたい良いものが出品されていた。新品種も増えてきて、今後、産地として名実ともに知れ渡って栄えることを期待する」と講評しました。

JAの鈴木重幸経済担当常務は「生産者も意欲的に栽培品種を増やしている。こうした意欲を高めるのが共進会。行政も市の花としてPRいただいているので、これからもみんなで部会を盛り上げていきたい」と話しました。

部会は8人が約1.1ヘクタールの無加温ハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など20品種を栽培します。「シャローム」が全体の5割を占めます。出荷は6月上旬から始まっており、10月下旬までに、東北、関東を中心に甲信越、中京市場に約35万本を計画しています。

その他の入賞者は次の通り。
あいち中央農業協同組合長賞=大岡宏充、
優良賞=伊藤茂二、
佳良賞=伊藤正弘(敬称略)