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しめ縄作りへ稲を青田刈り 食農教育が目的

  • 元刈谷しめ縄会

2023/7/26

  • しめ縄用にワラを天日干しする会員ら

JAあいち中央刈谷中支店の女性組織「元刈谷しめ縄会」は、地元の子どもたちに農業やお米の大切さを伝える食農教育を目的に、毎年、刈谷市内の小学校やJAの支店などでしめ縄づくりを行っています。

7月26日には、同市内で穂が出る前の稲の刈り取りと乾燥作業を行い、会員とJA職員あわせて13人が参加しました。圃場で刈り取った稲は、変色やカビの発生を防ぐために2日間天日干しし、裏表をしっかりと乾燥させた後、11月下旬から予定しているしめ縄づくりまで保管されます。穂が出る前に稲の刈り取りを行い乾燥させることで、しめ縄づくりに適したやわらかなワラになります。

会長の鈴木由美子さんは「病害虫の被害もなく、加工するのに丁度いい太さと長さの稲を刈り取ることができた。天気も良いので、しっかりと乾かして良いワラを作っていきたい。できたワラは、しめ縄づくりの指導会で使っていくので楽しみにしてもらいたい」と話しました。

同会は長年にわたる地域の伝統文化の継承に貢献したとして、今年同市から表彰状を贈られています。