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露地イチジク目ぞろえ会を開く

  • イチジク部会

2023/7/25

  • 経済連担当者(右)の話を聞き、出荷規格を確認する生産者ら

県内一のイチジク産地JAあいち中央管内で、露地イチジクの収穫が7月20日から始まりました。JAあいち中央いちじく部会は7月25日、安城市と碧南市の2会場で目ぞろえ会を開きました。部会員や集出荷場の検査員、JAあいち経済連、市場担当者ら134人が参加しました。サンプルを見ながら色や傷、果形など出荷規格を確認した他、市場情勢や出荷の日程、注意点などの説明を受けました。

今年は4月から6月の暖かさと適度な降雨で実の付きも良く、例年に比べて6日程度生育が進んでいます。病気の発生も少なく、例年どおり品質の高いイチジクが出荷されています。

JAあいち経済連園芸部西部販売課の足立智也さんは「本日の目ぞろえ会で出荷規格を把握してもらい、ハウスイチジクから続く高単価を維持していきたい。すでに盆商談、その後の相談が進んでいる中で、産地との情報連携が何より大事。JAを通じて今後の出荷見込みをいただき、販売に活かしていきたい」と話しました。

部会の竹内直人部会長は「出荷規格や方法について、目ぞろえ会で十分に確認して出荷に臨んでもらいたい。これから約100日間出荷が続く。暑い中での作業になるので身体には気を付けていきましょう」とあいさつしました。

部会は、安城、碧南、刈谷の3市で146軒が、約22.5ヘクタールで露地イチジクを栽培。8月下旬に本格出荷を迎え、11月上旬まで、京浜・中京・北陸地区の市場に約320トンの出荷を見込んでいます。