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作業車から田を一望 ふれあい田んぼアート

2023/7/22

  • 高所作業車の上から田んぼアートを眺める参加者

生産者や安城市、JAあいち中央などで構成する「ふれあい田んぼアート実行委員会」は7月22日、高所作業車に乗って見頃を迎えている田んぼアートを眺める鑑賞会を開きました。会場に近い、安城産業文化公園デンパークの無料開放に合わせて行われ、家族連れなど、15組37人が訪れた。鑑賞会は2年ぶりです。

「ふれあい田んぼアート」は17年目。今年のデザインは、安城警察署の防犯パートナーシップ校となっている同市池浦町の愛知県立安城農林高等学校の生徒が担当し、徳川家康に扮した同市のマスコットキャラクター「サルビー」と防犯啓蒙として「どうする防犯」というメッセージが描かれました。

作業車のかごに乗り、高さ約14メートルから、縦70メートル、横50メートルの田んぼに描かれたイラストを一望しました。来場者は「高くても全然ゆれなかったので怖くなかった。乗れる機会のない作業車にも乗れて、絵も見れて楽しかった」や「田植えから参加して、観賞会を楽しみにしていた。あの時は浮かんでいなかった絵柄が、綺麗に見えてうれしい」などと高い位置からの鑑賞に満足していました。

同会の大嶋和則会長は「風も丁度良い具合に吹き、天候に恵まれた鑑賞会になった。今年も全ての苗が均一に育ち、良い色がでている。鑑賞を楽しんでもらい、安城の農業を知ってもらう機会になればうれしい。今が一番の見ごろだが、稲刈りするまで変化するイラストを楽しんでもらいたい」と話しました。見頃は今月いっぱい続く予定です。
9月中旬には稲刈りのイベントを開く予定です。