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防除暦で品質向上

2023/7/18

  • 高品質な農産物出荷を呼びかける磯貝生産管理リーダー

JAあいち中央碧南営農センターは7月18日、碧南市港本町の同センターで「人参・玉葱こよみ説明会」を開きました。JAの碧南人参部会、碧南玉葱部会の部会員を対象に毎年催されており、昼と晩の2回開かれました。部会員やJA、県の職員ら約80人が参加しました。

同センターの平原斎さんが、栽培こよみと防除こよみについて昨年からの変更点を中心に説明しました。碧南玉葱部会の磯貝定弘生産管理リーダーは「猛暑が続く中だが、無理をしないで水分補給しながら作業を進めてもらいたい。これからニンジン、タマネギと次作の栽培が始まってくる。防除こよみを参考にして高品質な農産物を作りましょう」と呼びかけました。

平原さんは「昨年試験して効果が高かったものを取り入れたり、病害虫の発生状況を参考に防除の時期を変えたりと修正を加えた。より高品質な農産物を出荷してもらえるように、圃場を巡回して都度必要な情報も発信していきたい」と話しました。

防除こよみは5月上旬にJA職員が前作の反省を踏まえて原案を作成します。5月中・下旬にJAあいち経済連、肥料農薬メーカー、県普及課との協議で原案を見直し、6月上旬に各部会の役員が精査します。