JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

愛知の食育支えよう 自ら大豆育てみそ造り実践 大豆の会

2023/7/15

  • 根寄せ作業をする会員

JAあいち中央知立ブロックの女性組織「大豆の会」は、自分たちで無農薬の大豆を育て、豆腐や味噌づくりといった加工まで、大豆栽培を通じた食農教育を実践しています。食の安全・安心や食育に関心のある地域住民らで構成される会員は30代~70代と幅広く、口コミで評判が広がり、小学生など小さな子を持つ主婦などが新たに会員となっています。

7月15日には、知立市八ツ田町の圃場で「根寄せ」が行われました。会員ら35人が、鍬などを手に株元に土を寄せていきました。根元の土に空気を入れて根がよく張るようにすることで株が倒れないようにすることが目的。梅雨間を縫って、1週間ほど遅れた作業となりました。参加した会員は「前日に雨が降ってくれたおかげで、作業しやすかった。暑い中での作業なので、力をあわせて進めていきたい」と汗を流しながら話しました。

同会代表の野畑民子さんは「天候が読みづらく、草が多くなってしまったが会員の協力もあってなんとかできた。根寄せは、除草とあわせて大切な作業。作物を育てるということは、種を播いてすぐに口に入るわけではない。手を掛けることを学んでもらいたい」と話しました。

今後は10月に枝豆収穫、11月に大豆の刈り取り・脱穀、12月から自家製ミソ作りを予定しています。