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不用農薬を回収

2023/6/29

  • 廃農薬を計量、記録するJA職員ら

JAあいち中央営農部営農資材課は6月28、29日、安城市赤松町のJA総合センターで、不要農薬を回収しました。JAでは、農家の農薬の適正在庫管理や不法投棄による環境汚染などを防ぐことが目的。以前は2年に1度回収していましたが、2021年から農家の要望に応えて、毎年回収しています。

作業は午前9時30分から始まり、不要になった農薬や最終有効年月切れの農薬などを積み込んだ農家の軽トラックが次々に訪れ、JA職員や関係者などが手作業で降ろしました。農薬の分類ごとに計量され、2日間で146戸の農家から約2.4トンを回収。産業廃棄物処理業者に引き渡された後、適正な処理が行われます。

同課の担当者は「不要農薬の回収・処分は、それぞれの農薬の販売元が進めていかなければならない取り組み。そもそも不要農薬が発生しないように、販売の時点で農家の農薬在庫を考慮した防除を勧める必要がある。不要農薬と農家の負担が減らせるようにしていきたい」と話しました。