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料理研究家 寺田さん考案「苦手野菜克服レシピ」
春夏野菜が仲間入り 直売所で実演ショー

2023/6/10

  • クッキングショーで料理をする寺田さん

JAあいち中央管内の安城市出身の料理研究家、寺田真二郎さん考案の「苦手野菜克服レシピ」に春夏野菜を対象にした5品が加わりました。今回加わった野菜は、ピーマン、パクチー、カボチャ、キュウリ、ゴーヤの5品目。2022年11月に発表された秋冬野菜に続く第2弾で、苦手な野菜でも好きになってもらうための工夫が施されたレシピとなっています。

寺田さんは、22年4月のJA産直運営協力会生産者大会記念講演の出演をきっかけに、JAの「好きを育む取り組み『碧海そだち』」に共感。「野菜好き」を育むきっかけとして、苦手な野菜を克服するためのレシピの必要性をJAに提案しました。同年7月にJA産直店舗の職員やその家族らを対象に行った嫌いな野菜アンケート結果をもとに、2回に分けて5品目ずつの同レシピを寺田さんに依頼。寺田さんは、香りや味などそれぞれの品目が苦手な理由を克服できるよう考案しました。

23年6月10日には、春夏野菜の同レシピ完成を記念して、JAファーマーズマーケットでんまぁと安城北部で寺田さんによるクッキングショーが催されました。寺田さんは、パクチーを使った「魅惑のパクパク牛肉炒め」とゴーヤを使った「ゴーヤが好きになるカレーピザ」の2品を実演しました。会場には約60人が集まり、寺田さんは軽快なトークで克服ポイントを伝えながら実演しました。実演後は試食が配られました。

JA産直振興部の岩戸省二副部長は「プロの料理研究家がJAの取り組みに共感していただき、感謝している。今後もレシピを活用して、店舗で野菜好きを育む取り組みを継続していきたい」と話しました。