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スイートコーンで夏丸かじり 人気3品種収穫ピーク

2023/6/7

  • 深夜からスイートコーンを収穫する杉浦さん

JAあいち中央管内の碧南市でスイートコーンの収穫が最盛期を迎えています。今作は平年より気温が高く、生育が3日ほど早まっています。病害虫の被害は少なく品質も良好。例年どおり甘みの乗った高品質なスイートコーンが出荷されています。7月中旬まで、地元産直店舗や大手量販店、中京市場へ出荷します。

同市では18人が約20ヘクタールで「味来」「ドルチェドリーム」「ピクニックコーン」の3品種を栽培。糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかい「味来」が約9割を占めます。JAの碧南あおいパーク産直やでんまぁと安城西部には、取れたてが店頭に並び、午前中に完売することもあります。

スイートコーンは夜間、光合成でできた糖分を蓄えるため、深夜に収穫します。市内でスイートコーンを栽培する杉浦崇朗さんは、深夜3時前から収穫作業をしています。収穫されたスイートコーンは自宅に運ばれ、外葉を取って重さや大きさを選別し、箱に詰めて出荷します。

杉浦さんは「夜中の作業は苦労も多いが、『味来』をより甘い状態で消費者に届けられるように頑張りたい。今年も甘みも乗っていて瑞々しく出来た。おすすめの食べ方は塩ゆでだが、炊き込みご飯やスープでもおいしい」と話しました。