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仲良く楽しく田植え体験 防犯テーマに田んぼアート

2023/5/14

  • ラインに沿って田植えをする参加者ら

安城市の生産者や市、JAあいち中央などで構成する、ふれあい田んぼアート実行委員会は5月14日、同市和泉町の田んぼで「ふれあい田んぼアート2023」を開きました。生産者や実需者、消費者が一緒に楽しみながら交流し、地元農産物や農業の大切さを知ってもらうことが目的。事前の一般募集した参加者やスタッフらが、文字やイラストとなる色とりどりの稲苗を植え付けました。今年で13年目。

横50メートル、縦70メートルの田んぼに赤、黒、白、黄色など異なる色の稲苗を植え付けました。今年のデザインは、安城警察署の防犯パートナシップ校となっている同市池浦町の愛知県立安城農林高等学校の生徒が担当し、徳川家康に扮した同市のマスコットキャラクター「サルビー」と防犯啓蒙として「どうする防犯」というメッセージが描かれました。

ブロックごとに分かれた参加者は、苗の色と植える場所を確認しながら、家族や友人らと田植えを楽しみました。参加者は「雨が降る中だったが、楽しく田植えできた」「田んぼに足を入れる感触が気持ちよかった。絵柄が見えるようになるのが楽しみ」と笑顔で話しました。

同委員会の大嶋和則会長は「人を集めるイベントも開けるようになったので、参加者には楽しんでもらいたい。農機具の盗難啓発も込めて、意義のある絵柄になった。イベントに関わってくれる人たちと一緒に盛り上げていきたい」と話しました。

同署の足立達信生活安全課長は「犯罪被害に遭わないために、ひとりひとりが防犯を意識して考えてもらうことが大事。防犯のデザインをイメージして田植えをしていただき、絵柄が浮かび上がってくるのを見守っていく中でも意識を高めてもらいたい」と話しました。
7月中旬には見ごろを迎え、稲刈りイベントは9月中旬を予定しています。