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夏野菜苗 児童が定植 食農教育の一環

  • 刈谷北部支店

2023/5/11

  • 児童に苗の植え方を教える石川店長(奥)

JAあいち中央刈谷北部支店は5月10日、同支店管内にある刈谷市立富士松北小学校で、夏野菜苗の植え付け体験を行いました。食農教育の一環で、野菜を自ら育てることを通じ、土に触れ合う楽しさと“農”への関心を高めることを目的としています。同支店と同JA産直センター刈谷北部が協力して、13年前から取り組んでいます。

体験を行ったのは、同校2年生2クラスの児童71人。苗は、ピーマンまたはミニトマトから事前に児童が育てたい野菜を選びました。

児童は、同センターの石川芳則店長から苗の植え方や今後の管理方法を聞いた後、プランターに土を入れ、ポットから取り出した苗を丁寧に植えていきました。児童は「土はどれくらい入れるの」「ポットから苗が出てこない」とアドバイスを求めながら、丁寧に植え付けを行いました。石川店長は「これから花が咲いて実がつくのを楽しみに大切に育ててください。雨の日以外は、水をしっかりあげましょう」と話しました。

同支店の福山義行支店長は「日々観察しながら、水やりなどしっかり行ってほしい。思うように育たないこともあると思うが、農業の難しさも感じてもらい、食の大切さを知ってもらいたい」と話しました。