JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

親子楽しく田植え交流

2023/4/22

  • 田植えを楽しむ参加親子ら

JAあいち中央は4月22日、刈谷市小垣江町で生協組合員との田植え交流会を開きました。コープあいちとJAあいち経済連、JAあいち中央との産消提携活動の一環。生協組合員に、土に触れることで食と農に対する関心を高めてもらいたいと2006年から始まりました。この日は、25家族約80人が参加しました。

参加者は、JAあいち中央の職員から苗の扱い方や植え方の説明を聞いた後、水田に入り、「コシヒカリ」の苗を植えていきました。水田は、同市南部地区で米・麦・大豆を生産する農事組合法人よさみが用意し、田植え機による田植えの実演も行われました。会場には、同法人の協力により農業用の大型機械やラジコンヘリコプター、ドローンなどが展示され、参加親子は展示機械に乗ったり撮影したりして楽しみました。

半田市から参加した親子は「田植え交流会は3回目。稲刈りとともに毎回楽しみにしている。少し遠いが、一度くらいは生長の様子を見に来たい」「おいしくなあれと思いながら植えた。少し慣れたから、上手に楽しくできた」と笑顔で話しました。

コープあいち尾張南ブロックの鈴木拓摩ブロック長は「JAの力を借りて食農体験のイベントが実現できた。こうした体験を通じて身近に感じてもらえれば、県産、地元産の農産物のPRと利用につなげられるのではと思っている。皆さんが最後まで笑顔で楽しんでいただけてよかった」と話しました。

JAの加藤勝理事は「現在の田植えは、機械で行っているので手作業で行うということはしない。今回は体験ということで、泥だらけになりながら親子で楽しく田植えをしていただきたい」と話しました。

体験後は、米に関する紙芝居やクイズが行われ、管内産のお米を使ったおにぎりと自宅でも楽しめるバケツ稲栽培キットなどが手土産として渡されました。稲刈りは8月下旬を予定しています。