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地元特産学んで給食に 学校などへ贈る

  • 胡瓜生産部会

2023/4/19

  • 生産者やキューワンと楽しくキュウリを学ぶ児童ら

安城市や西尾市など西三河のキュウリ生産者で構成する西三河冬春きゅうり部会は、4月19日の「良いきゅうりの日」に、安城市と碧南市、西尾市の保育園、こども園、小・中学校の給食用に、両市合わせて約722キロのキュウリを贈りました。

同部会はJAあいち中央胡瓜生産部会とJA西三河きゅうり部会で構成。地元特産のキュウリのおいしさを知ってもらおうと、2007年に「良いきゅうりの日」を日本記念日協会へ登録しました。例年この日に合わせ、部会員が小学校で地元のキュウリをPRしています。

安城市安城町の安城市立安城南部小学校には、JAあいち中央胡瓜生産部会役員や県、市、JA職員ら11人が訪問。4年生95人に、同部会の特徴的な栽培方法の「つるおろし栽培」を紹介したり、キュウリの花を手に取って見せたりと、キュウリに関する授業を行いました。JAあいち中央オリジナルキャラクターの「キューワン」も授業に駆け付け、児童たちと楽しく学びました。

同校児童らは「キュウリを楽しく学べてよかった。給食のキュウリが楽しみ」「キュウリのことを詳しく知れて、さらに好きになった」と話しました。

安城市の給食では地元のキュウリを使った「きゅうりともやしの和え物」(小・中学校)、「きゅうりの昆布和え」(こども園・保育園)が出され、生産者は児童らがおいしそうに食べる姿を見守りました。

JAあいち中央胡瓜生産部会の杉浦裕隆部会長は「実物の花や実に対して、想像以上の反応を示してくれて嬉しかった。キュウリに関心を高めてもらったうえでの給食だったので、どの子もとてもおいしそうに食べてくれていて励みになった」と話しました。