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生産者大会 三島さん最高位 産直運営協力会

2023/4/17

  • 表彰を受ける三島さん

JAあいち中央産直運営協力会は4月17日、安城市桜町の安城市民会館サルビアホールにて「2023年度生産者大会」を開きました。協力会員や県、市、JA役職員など343人が出席し、22年度の事業実績報告や23年度の活動計画、本部役員の紹介が行われました。22年度の生産者表彰授与式では、販売金額や販売向上率が上位の協力会員6人が表彰され、最高位の販売金額最優秀賞には碧南市の三島正幸さんが輝きました。

同協力会の待田智会長は「安全・安心で新鮮な農畜産物を適正価格で買いたいという消費者ニーズにより、産直の人気が高まってきている。産直はドライブがてらに寄るところではなく、目的地として来てもらえる場所になった。消費者の声をよく聞き、信頼関係を築き、これからも地産地消を推進していきたい」とあいさつしました。

JAの石川克則組合長は「コロナ禍を経て、家で食事をする人が増えたことにより、地域における産直の価値が見直された。従来からの地産地消の考え方を進めていくことは、農業者所得の向上にもつながる。産直事業をより一層盛り上げていくために、JAとして会員数の増加に努めていきたい」と話しました。

大会後には、愛知県立安城農林高等学校の農場長と生徒による「土壌生物利用による循環型農業の研究」「キンリョウヘンを用いたニホンミツバチのSDGs」と題した記念講演が行われました。

同協力会は、1651人の会員が管内に11あるJA産直店舗で農産物を販売しており、年間約44億円の取扱高があります。18年度に店舗の品ぞろえ充実と販売額の増加、協力会員の生産・出荷意欲の向上、協力会員の増加と所得増大を目的に、各産直店舗の出荷組織を一本化して生まれました。これにより協力会員は、出荷品目・数量に応じた最適な出荷先を選ぶことが可能となりました。