JAあいち中央

ＪＡあいち中央小山支店（刈谷市）は４月１３日、特殊詐欺を未然に防いだとして、刈谷警察署長から感謝状を贈られました。

３月７日、同支店に高齢の夫婦が３００万円の出金に訪れました。対応した同支店の鈴木結美さんが、詳細を聴き取ったところ「息子から『病院に緊急搬送された。お金が必要だが通帳などを紛失してしまった。自宅に取りに行くから、用立ててほしい』と言われた」と話しました。鈴木さんは同支店の増田竜史次長に相談。次長らが息子に確認したいと申し出たところ、「『携帯電話も紛失したから連絡するな』と言われている」と話しました。典型的な詐欺事例だったため、同署に通報。同署員が病院に問い合わせ、該当する患者がいないことを確認。息子にも電話確認できたため、詐欺被害を未然に防ぎました。

同署の清永芳弘署長は「少しでもおかしいと感じたら、これからも迷わず警察に連絡してほしい」と話した。同支店の早川泰由支店長は「普段からお客様との会話を大切にして、今後も異変に気付けるようにしたい」と話しました。