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産地維持懸けて関係機関連携
初の「梨塾」開講 新規就農者育成へ

  • 梨塾

2023/4/13

  • 猪飼さん(右)から適切な樹の仕立てや摘果を学ぶ受講生ら

JAあいち中央は4月13日、安城市橋目町の梨圃場で「梨塾開講式」を開きました。JA梨生産部会の部会員や県、関係者ら14人が参加しました。新規に梨生産を目指す2人と部会員の家族6人が、2年間のカリキュラムを通じて栽培を学んでいきます。取り組みは本年度よりスタート。

「梨塾」は、JA管内の梨生産者減少に歯止めをかけ、産地を維持することが目的です。卒塾後は部会に加入して、出荷・販売する生産者を目指します。部会を中心として県や市、JAを含めた関係機関との連携により、梨の新規就農者育成プログラムを実践していきます。あわせて市内の園地継承を進めていく予定です。

受講生は「子どもの頃から食べてきた『安城梨』の生産者が減っていると聞いて、参加を決めた。精一杯やっていくので、ご指導をお願いしたい」とあいさつしました。

講師を務める同部会の猪飼孝志さんは「梨の需要は全国的にもまだまだある。産地を維持していく上で、受講生への期待は大きい。少しでも役に立てるように一緒に頑張っていきたい」と話しました。

同じく講師を務める県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員は「初めての取り組みで手探りの部分もあるが、課題を見つけて改善していきたい。果樹栽培は1年で1作。1回1回の講義で梨をしっかりと観察・記録して、自身の栽培に活かしてもらい」と話しました。

JA営農部園芸課の杉本靖課長は「部会、県、JAが連携することで、後継者を育成する仕組みが形になった。梨塾をモデルに他の品目においても実践していきたい。農業は一人ではできないので、この機会に人間関係も築いてもらいたい」と話しました。
式後は樹の仕立てや摘果、病害虫対策に関する栽培管理について講義が行われました。