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豊かな実りへ始動 エダマメ種まき念入りに

2023/4/10

  • エダマメの種を播く山中さん

JAあいち中央管内の碧南市で、4月上旬からエダマメの種まきが始まりました。同市内では、特産である秋冬ニンジンと春夏タマネギをローテーション栽培している農家が多いです。端境期の収入源としてエダマメの栽培を始め、2015年に研究会を立ち上げました。現在は4人の会員が約8ヘクタールで栽培しています。

エダマメは温度変化によるストレスで劣化しやすいが、同会では品種の選定や種まき時期の見極めなど栽培技術を向上し、面積・収量を増やしてきました。JAでは、4キロ段ボールに詰められたエダマメを荷受けし、1日予冷したものを出荷します。出荷期間は6月下旬から7月下旬まで。中京市場を中心に約2.8トンの出荷を見込んでいます。

同市江口町でエダマメを約15アール栽培する山中重信さんは4月10日、施肥して成形した畝に、20センチ間隔で種をまきました。「望んだ品種の確保や播種時期の好天が続き、よいスタートが切れた。播種後の鳥害対策や収穫時期の見極めなど昨年からの課題もあるので、しっかりと改善を加え、品質の良いエダマメを出荷していきたい」と話しました。作業は5月上旬まで続く予定です。