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“農の学校スタート” 一生産者へ卒塾・入塾式

  • 産直就農塾

2023/3/29

  • 誓いの言葉を述べる入塾生

JAあいち中央産直振興部は3月29日、安城市福釜町のJA安城西支店で、産直就農塾の2022年度(第8期)生卒塾式と23年度(第9期)生入塾式を併せて開きました。卒塾生15人と入塾生22人、JA役職員、県西三河農林水産事務所農業改良普及課など53人が出席。卒塾生には、JAの石川克則代表理事組合長から修了証が手渡されました。

卒塾した22年度生の冨田佳奈子さんは「この一年、実りのあるものだった。色々な野菜の栽培方法や土の大切さ、産直での販売方法を知ることができた。様々なバックグラウンドを持って集まった仲間が、励ましあったり意見交換したりでき孤独ではなくなった。卒塾した後もこの繋がりを大切にしていきたい」と話しました。

入塾した23年度生を代表し、加藤浩保さんは「生産農家を目指し、農業の楽しさや大切さ、立派な野菜を作るための正しい知識や技術の習得のため、一年を通し共に学んでいきます」と誓いの言葉を述べました。

石川組合長は卒塾生に「今後、一生産者として責任を持って農産物を地域の皆さんに提供していただきたい」と、入塾生には「この一年間、座学や技術、実践を通して学んでいただき、一年後には立派な生産者になっていただきたい」とそれぞれを激励し、「これからプロとして取り組んでいく中、消費者から見ると生産者の顔が見える農産物、消費者の目線、顔を想像して作っていただくことが大事なこと。これからますます地域で活躍いただきたい」と話しました。

産直就農塾は15年度に開講しました。塾生は販売農家を目指し、栽培技術や農薬の知識、農業機械の扱い方などを1年間学びます。これまで165人が卒塾し、124人が産直運営協力会員として登録しています。