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警察官ら寸劇 特殊詐欺学ぶ

  • 助け合い活動組織「みのりの会」

2023/3/16

  • 寸劇を披露する「のぞみ」のメンバー

安城市赤松町のJAあいち中央総合センター内生活館で3月16日、JA助け合い活動組織「みのりの会」総会が開かれました。記念講演に、愛知県警察防犯活動専門チーム「のぞみ」を招き、同会員ら約140人が特殊詐欺等について学びました。いまだ減らない特殊詐欺被害について身近な犯罪だと改めて認識し、防犯意識を高めるとともに最新の手口や防犯対策を学ぶことが目的です。

同チームは、警察官と防犯活動アドバイザーからなる防犯活動を専門に行うチームで、身近な犯罪の防犯寸劇を取り入れた分かりやすい講演や動画投稿などを行っています。

この日は、実際の詐欺手口のうち「キャッシュカード詐欺盗」「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」の3つを寸劇で披露し、詐欺と気づくポイントや有効な防犯対策などを説明。「犯人はあの手この手で騙そうとしてくる。もしかしたらと少しでも異変を感じたら、冷静になって周りや警察に確認や相談をしてほしい。その際は伝えられた番号ではなく、元々知っている番号あるいは自分が調べた番号にかけてください」と訴えました。

愛知県警察本部生活安全部の担当者は「誰でも被害に遭ってしまう可能性がある。もしかしたら詐欺かも?の気持ちを忘れないでほしい。早く気づくことで被害を防ぐことができる。寸劇が気づきのきっかけになれば」と話しました。

同会の稲垣晴美会長は「楽しく学べた。話を聞くだけでなく実際の様子を寸劇で見ることで、犯人はこういう風に言ってくるんだと、とても勉強になった。電話口の話を鵜呑みにせず、確認してから行動することが大切だと改めて感じた。自分が気をつけることはもちろん、周りの人にも学んだことを伝えたい」と話しました。