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新採用職員が農業体験報告

2023/3/13

  • 活動報告をする22年度新採用職員

JAあいち中央は、新採用職員を対象に「農業体験活動」に取り組んでいます。管内の農業を調査し、農家に赴いて農業体験することで農業への理解を深めるとともに、JA職員としての自覚を促すことが目的です。2010年度に策定した「JAあいち中央の求められる職員像」に掲げた「JAの理念・役割を理解し、事業・活動を実践できる職員」を育成する方策のひとつで、12年目の取り組みです。

3月13日には、22年度新採用職員による農業体験報告会が安城市御幸本町のJA本店で開かれました。新採用職員24人が、JAの役員や幹部職員約60人を前に自身の活動を報告しました。今回初めて同報告会の様子をWeb配信し、各部署から閲覧できるようにしました。

報告に先立ち、JAの石川克則組合長は「昨今、農業経験が少ない職員が多くなっている。短期間の農業体験では農業や農家の気持ちを十分理解することは難しいと思うが、ひとつのきっかけとなる非常に重要な取り組み。現場で体験し、感じたこと学んだことを素直に発表してくれることを期待する」とあいさつしました。

報告会では、個人やグループで22の取り組みが発表されました。自ら調べた管内の農畜産物や生産部会のほか、農業体験の内容などを紹介。「農家の農作物に対する思いや農作業の大変さを知った」「周囲の人と助け合いながら、丁寧に仕事ができるようになりたい」「農業の楽しさを伝え広め、地産地消をアピールする」など、体験を通じて感じたこと、今後の業務に活かしたいこと、農業者所得の増大に向けできることを報告しました。

「農業体験活動」では、6月に事前研修として管内農業の概要などが説明され、7月には自部署管内の農家や農産物について調査。7月から翌年1月の間に3日程度、受入農家や農業団体、支店組織活動などで農業体験しました。