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スイートコーン 播種作業ピーク

2023/3/4

  • 器械を使いスイートコーンの種をまく辻さん

JAあいち中央管内の碧南市で、2月中旬から行われているトンネル栽培によるスイートコーンの播種作業がピークを迎えています。同市では需要の高まりとともに、生産者が増えています。品種は「味来」と「ドルチェドリーム」。糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかい「味来」が9割以上を占めます。

トンネル栽培の播種作業は3月上旬まで続き、その後、露地栽培の播種作業が4月中旬まで続きます。出荷は6月上旬から始まり、6月下旬をピークに7月中旬まで。市場やJAあいち経済連を通じて中京地区の量販店や生協などに出荷します。また、JAの農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも販売を予定しています。

約80アールでスイートコーンを栽培する辻聖さんは、肥料を施し整地した畑に、145センチ幅ですじを切り、1畝に2列、器械を押しながら種をまきました。湿り気を保ち発芽を促すため、畝ごとにビニールを張り、パイプを挿してトンネルを作っていきました。

辻さんは「近年は猛暑続きなので、今後の温度管理に気を付けたい。買った人に喜んでもらえるような、甘みの乗ったスイートコーンを出荷できるようにしっかり管理していく」と話しました。