JAあいち中央

安城市立梨の里小学校は２月２８日、安城市篠目町の同校で感謝の会を開きました。同校３年生児童が総合学習で講師として招いたＪＡあいち中央の職員に感謝の気持ちを伝えることが目的です。ＪＡがブランド梨「安城梨」に対して取り組んでいる品質検査や市場価値を高めるための工夫などを紹介したＪＡ営農部園芸課のＪＡ梨生産部会の事務局を務める若林花奈子さんに、お礼の手紙や「安城梨」の歌などを贈りました。

同学年では、１年を通じて総合学習で「広めよう梨の里の梨」をテーマとした授業を行ってきました。地域の農産物の魅力や課題について探究的に学習することを通じて、郷土に対する愛着や理解を深め、地域に対する自分の役割を考える力を身に付けてきました。

児童は「勉強すればするほど、『安城梨』のことが好きになった。周りの人にももっと『安城梨』を食べて、好きになってもらいたい」「『安城梨』のブランド守るために生産者さんやＪＡが頑張っていることが分かった。たくさん食べて応援したい」と話しました。

若林さんは「こんなにも『安城梨』のことを考えてくれている小学生は他にいないと感じた。児童らの思いを『安城梨』の発展につなげていきたい」と話しました。
同校は２００６年に設立。校名は、同地域が１９１５年ごろから梨の栽培で、梨の里として有名だったことに由来します。