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地元の食 作って学ぶ クッキングフェスタ 地産地消めざす

2023/2/21

  • 料理のポイントを解説する宮本さん

JAあいち中央とJAの女性組織イキイキレディース、一般社団法人家の光協会は2月21日、安城市赤松町にあるJA総合センター内生活館で「クッキングフェスタ」を開きました。初の催し。

イベントは、地元食材のおいしさや地域の伝統野菜の魅力について知ってもらい、農と食の大切さを広めながら、地産地消を盛り上げ国消国産につなげていくことを目的に開いています。料理研究家の宮本和秀さんを講師に迎え、同組織のメンバーや関係者ら約80人が参加しました。

開会にあたりJAの野澤昭博総務担当常務は「食べるものから得られる健康に関心を持ち、豊かな生活を送ってもらいたい。講座を聞いて、地域の農業を応援してもらえたらうれしい」とあいさつ。その後、宮本さんにより「地域の食材をおいしくいただくために」と題した講演が行われ、上手なだし汁の取り方などが実演されました。碧南市のブランドニンジン「へきなん美人」を使った「ニンジンごはん」やチンゲンサイを使った「チンゲンサイと牛肉の香味煮」などが紹介されました。参加者には、地域の食材をふんだんに使った4品が詰まった持ち帰り弁当が振る舞われました。

宮本さんは「前日に産地見学させてもらったが、生産者からおいしいものを作ろうという積極的な気持ちが伝わってきた。自分の住んでいる地域で作られている食材を知り、おいしく食べ、健康に過ごすということはとても大事。これからもJAとして尽力していただきたい」と話しました。

参加者からは「講演も楽しく、実演も観られて良かった」「もらったレシピを参考にして、子どもと一緒に作ってみる」と感想が上がりました。