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米作りを指導 農家らに感謝

  • 安城市立桜井小

2023/2/16

  • 児童から感謝状を贈られる地元農家ら

安城市立桜井小学校は2月16日、安城市小川町の同校体育館で「感謝の会」を開きました。同校児童が学校生活を振り返り、お世話になった地域のサポーターに感謝の気持ちを伝えることが目的です。登下校の見守り隊や読み聞かせグループらおよそ40人を招き、お礼の手紙の進呈や太鼓の演奏などを贈りました。5年生児童に総合学習で米づくりを指導した同校管内の農業者を中心に構成される農用地利用改善組合と水稲生産者、JAの7人も招かれました。

同校では、今年度初めて総合学習の時間で農業体験学習プログラムに取り組み、田植えから収穫して、食べるまでを体験し、調べ学習で地域の農業についての理解を深めました。

児童は「田んぼや苗を準備してくれた農家さんたちに、直接感謝の気持ちが伝えられてよかった。田植えや収穫など農家さんたちの苦労が分かった」「体験してから、給食のご飯を残さず食べるようになった。これからも地元の農家さんに感謝して、ご飯を食べたい」と話しました。

お礼の手紙を受け取った水稲生産者の林茂樹さんは「改めて感謝の場を設けてもらえるとは思わず、感無量。児童らが真剣に米作りに向き合い、自分たちで考え、理解してくれたことが伝わった」と話しました。