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「食」で地域の暮らし支援 高浜市民がフードドライブ
JAあいち中央の5施設共催

2023/2/9

  • フードドライブに協力し、支店に食料を持ち込む組合員(左2人)

高浜市の女性市民ボランティアグループ「高浜市生活学校」は、2月8、9日にSDGsプロジェクト「フードドライブ」を開きました。共催する同市内にあるJAあいち中央の5つの営業店(吉浜支店・高取支店・高浜支店・高浜営農センター・産直センター高浜)は、同市の開催日に先立ち、1月30日から2月7日までフードドライブ受付窓口として協力しました。

産直センター高浜を除く4つの営業店では、窓口で組合員や利用者、地域住民から持ち込まれた食料を受け取りました。同市屋敷町のJA吉浜支店に食料を持ち込んだ組合員は「捨てるのは勿体ないのでおいしく食べてくれる人がいればと思って持ってきた」と話し、職員に手渡しました。7日間で5か所合わせて47人から缶詰や乾麺、お菓子など287個の食料を受け付け、8日には高浜市青木町の高浜市役所にすべて届けました。

共催のきっかけは、2022年7月に同市が行った第1回フードドライブでJA高浜ブロックくらしの相談員の村松好子さんらが「JAも何かやれることはないか」と感じたことです。第2回の開催に向けた事前会議から出席し、どのような関わりができるか模索。各支店長らと話し合い、産直センター高浜のみ出荷者からの農産物提供に受付基準を変えて、他4か所の営業店で一般受付をすることにしました。

村松さんは「市や地域の皆さんからもJAに受付窓口があることを発信してくれたおかげで、思った以上にたくさんの種類と数の食料が集まった。産直では米や野菜も集まり、喜んでもらえた。普段、支店に来ない若い人も持って来てくれたので、今後のJA利用のきっかけにつなげられれば」と話しました。

集まった食料はNPO法人特定非営利活動法人フードバンク愛知を通して、同市内の人や団体に寄付されます。