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バレンタインに花贈ろう カーネ高品質 選別基準確認

  • 碧南カーネーション部会

2023/2/7

  • カーネーションを手に出荷基準を確認する部会員ら

JAあいち中央碧南カーネーション部会は2月7日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JA職員ら9人が参加しました。参加者は出荷されたカーネーションを手に取り、バレンタイン、春先の出荷に向けて、花のボリュームや切り前、荷姿などの選別基準を確認しました。出荷が本格化する10月~5月の間、毎月目ぞろえ会を開き、定期的に生産現場の現状や販売先の声、他産地の出荷状況など意見を交わしています。

今作は寒波の影響で生育が遅れ、出荷量は昨年よりも少ないが安定しており、品質は良好。同部会の片山昇治部会長は「切り前がそろっており、品質、ボリュームともに良い状態のカーネーションが出荷できている。バレンタインにカーネーションを贈って、日頃伝えられない感謝を伝えてほしい」と話しました。

JA碧南園芸課の永坂雄志さんは「カーネーションは色・形のバリエーションが豊富なのでバレンタインに贈ってほしい。これから卒業式、春彼岸とイベントも控えているので、部会と市場担当者と情報交換をして有利販売に繋げたい」と話しました。

部会は6人が約1.5ヘクタールのハウスで、スタンダードと呼ばれる一輪咲きと、複数の花を付けるスプレイ咲きを合わせて41品種を栽培。主に業務用としてピンク・赤・白の3色で約6割を占める。6月上旬までに、中京市場を中心に計175万本の出荷を目指します。