トピックスレポート
Xマス向け出荷本番 カーネーション品質良好
- 碧南カーネーション部会
2022/12/22
- 収穫作業に励む片山部会長
JAあいち中央管内の碧南市で、クリスマスや年末の需要に向けカーネーションの収穫が本格化しています。2022年産は6月下旬の定植後から10月まで高温が続いたため、生育は平年よりも14日ほど遅れているが、11月下旬からの冷え込みにより品質は良好。現在は日量約2万本を出荷しています。
JA碧南カーネーション部会の片山昇治部会長は、ハウス約18アールで、8品種を栽培。一本一本生育を確認しながら、出荷サイズに合わせてはさみで収穫します。枝の曲がりや太さ、花のボリュームなどを見ながら選別し、セロハンを掛けて箱詰めします。
片山部会長は「12月に入って急激に気温が下がってきたのでハウス内の温度管理や潅水作業など、しっかり管理していきたい」と話し、「冬の花は日持ちするので、長く楽しんでもらえる。家に飾って、生活の癒しにしてほしい」とPRしました。
同部会は6人が約1.5ヘクタールのハウスで、スタンダードと呼ばれる一輪咲きと、複数の花を付けるスプレイ咲きを合わせて41品種を栽培。主に業務用としてピンク・赤・白の3色で約6割を占めます。来年6月まで中京市場を中心に約175万本の出荷を目指します。
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