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大豆スタート 等級を格付け

2022/12/09

  • カルトンに載せたサンプルを見て等級を確認する検査員ら

JAあいち中央営農部農畜産課は12月9日、2022年産大豆の検査に向けた大豆目ぞろえ会を安城市赤松町のJA総合センターで開きました。JAの農産物検査員や関係者ら約15人が参加しました。

検査員らはカルトン(穀粒鑑定皿)に載せたサンプルで、粒の形や色、虫害の割合など規格に照らし等級を確認しました。その後の初検査では、穀刺しを使い袋から取り出した大豆を規格に沿って検査し、約1650袋(1袋30キロ)に等級を付けました。

22年産大豆は、収穫期を迎え雨がよく降り、朝晩は冷えるが日中は気温が高く風も吹かないことから収穫のタイミングが難しく、しわ粒や皮破粒が懸念されているが、生育中は天候に恵まれ順調であったため平年並みの収量が期待されます。

同課の稲垣豊久課長は「どこで検査しても同じ等級となるようしっかり目をそろえ、規格に沿った適正な検査をお願いしたい」と話しました。

JA管内では、72人の生産者が約1340ヘクタールで愛知県の奨励品種「フクユタカA1号」を栽培。約1980トンの集荷を予定する。検査は来年2月末まで行います。