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営農と金融部門 農家支援へ連携強化 経営継続負託に対応

2022/12/09

  • 意見交換会の様子

JAあいち中央営農部営農資材課は12月9日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センターで営農部門営農渉外と金融部門農業融資担当との意見交換会を開きました。金融部門からは農業融資渉外活動の管理・指導を行う金融推進部融資課と農業融資の管理・事務指導等を行う金融部融資管理課の担当者が出席しました。

同課と同JA金融推進部融資課は農家経営継続の負託に応えるため、7年前から営農渉外と融資渉外による同JA管内農業者への同行訪問を行っています。この日は、各部門から15人が参加。相互理解を深めることで事業間の連携を強化し農家支援の質を上げることが目的で、渉外活動の幅を広げるための課題や今後の取り組みを話し合いました。

意見交換会では、各部署の業務説明が行われた後、営農渉外に行った事前アンケート結果や日常的な情報連携の仕組みについて意見を交わしました。営農渉外からは「横のつながりもできて渉外活動の幅が広がる」や「普段訪問し難い農家への訪問活動のきっかけになる」など前向きな意見が出た一方「農家さんはスーツ姿だと構えてしまう。作業着姿なら会話も弾むのでは」など同行訪問時に融資渉外に求める改善点も提案されました。さらに「どのような内容でどこへ相談して良いか分からない」の質問に融資管理課の岡田昌之課長は「農家さんの目線になって農家さんに役立つと感じたら、すぐ声をかけてほしい」と答えたうえで「はっきりした窓口や情報連携の仕組みを再構築したい」と話すなど、両部門の理解を深めました。

営農資材課の杉本靖課長は「営農渉外の普段の活動が農家支援に対して共有できる活動だと気づき自信につながり、今後の協力体制にも弾みがついたと思う。営農渉外と融資渉外が協力することで農家支援の幅が広がると感じた」と話しました。