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楽しく農業体験

  • あおみっ子

2022/12/04

  • 元刈谷しめ縄会のメンバーと一緒にしめ縄飾りを作るスクール生

JAあいち中央は12月4日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センター内生活館で「こども農業体験スクール“あおみっ子”」第5回を開きました。管内の小学校3年生から6年生の児童や同スクール卒業生で事務局の補佐を務めるサポーターと、その保護者ら約60人が参加しました。同スクールは、農業体験を通じて食と農業、自然の大切さを学ぶことを目的に開いており、今年で13年目です。

今年最後の活動となるこの日は、正月用に「しめ縄飾り」と「コケ玉」づくりを体験しました。「しめ縄飾り」づくりでは、JA刈谷中支店の女性組織「元刈谷しめ縄会」による指導のもと、手足を使ってわらをねじりながら編み、仕上げに折り鶴と稲穂、松ぼっくりなどを飾り付けました。「コケ玉」づくりでは、JA職員による指導のもと、マツやタマリュウの根にコケを貼りつけて糸でまき、完成させました。

両体験後には、閉校式を行い、同スクール校長の石川克則組合長から一人一人に修了証書が手渡されました。修了証書を受け取ったスクール生は「農家の人が一生懸命作ってくれるからおいしいご飯が食べられるのだと分かった。嫌いなものも頑張って食べようと思った」「収穫体験のときに、キズが付いてしまうと味が変わらなくても店には出せないと聞き、すごく悔しい気持ちになった」と話しました。