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年末に向け華やかに 
五穀豊穣願い大しめ縄作り

  • 碧南南部育苗センター

2022/12/03

  • 大しめ縄を作る豊年講講員ら

熱田神宮に奉納する大しめ縄作りが12月3日、碧南市江口町のJAあいち中央碧南南部育苗センターで行われました。出来上がった大しめ縄は25日、五穀豊穣を願い熱田神宮に奉納されます。

大しめ縄作りには、熱田神宮豊年講あいち中央支部の講員ら約30人が参加。長さ4メートル20センチ、直径20センチの大しめ縄を作り上げた他、熱田神宮の大クスノキに巻く長さ9メートル60センチのしめ縄3本もあわせて作りました。

材料となるわらは、講員の山中光弘さんが提供。刈り取った稲を陰干ししてこの日に備えました。講員らは、はかま取りしたわらを30本ほどに束ねて分けたり、動かないように固定して重ねた束を編み込んだり、形を整えたりとそれぞれ役割を分担して、約3時間かけて4本のしめ縄を作り上げました。

しめ縄奉献委員会の鈴木茂伸代表は「農業者として五穀豊穣の願いを込めて大しめ縄を作った。講員の協力で今年も立派なしめ縄ができた。若い講員も増えたので、これからは伝統や技術を伝承していくことも務めだと思っている」と話しました。