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カーネ出荷へ選別目ぞろえ

  • 碧南カーネーション部会

2022/11/17

  • カーネーションを手に取り選別基準を確認する部会員ら

JAあいち中央碧南カーネーション部会は11月17日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JA担当者ら9人が参加。当日出荷されたカーネーションを手に取り、意見を交わしながら、花のボリュームや切り前、荷姿など選別基準を確認しました。来年6月上旬まで、中京市場を中心に計175万本の出荷を目指します。

今年は6月下旬の定植後から10月まで高温が続いたため、生育は平年よりも14日ほど遅れた品種もありましたが、11月の冷え込みにより品質は良好です。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の田中義浩主任専門員は「同部会員は、小まめな管理が行き届いている。冬場の温度管理や換気に注意して、高品質なカーネーションを出荷してほしい」と呼びかけました。

部会の片山昇治部会長は「寒さが到来してきて長さもボリュームも十分に出てきた。目ぞろえ会でしっかりと品質を統一していきたい」と話しました。

JA営農部碧南園芸課の永坂雄志さんは「10月はブライダル需要もあり、好調な販売となった。出荷物を見ながら60センチへの切り替えも考え、年末需要に向けて品質の良い碧南のカーネーションを出荷していきたい」と話しました。

部会は6人が約1.5ヘクタールで41品種のカーネーションを栽培。主に業務用としてピンク色が全体の約3割を占めます。