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サトイモ共進会 近藤さん最高位

  • さといも部会

2022/11/14

  • サトイモの審査にあたる審査員

刈谷市は11月14日、刈谷市東境町のJAあいち中央産直センター刈谷北部で、「第17回刈谷市さといも産地形成共進会」を開きました。JAさといも部会の部会員が6点を出品。最高位の刈谷市長賞には、刈谷市西境町の近藤庄次さんが選ばれました。

共進会では、愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課、JAあいち経済連、JAあいち中央、刈谷市の職員4人が審査。病虫害の有無、土の紛れ込みや規格等といった出荷管理方法、株の形状・色を採点しました。

同課の丹羽弘光技師は「今年は梅雨明けのタイミングが見直され、例年にない猛暑が続いた。9月に続けてきた台風の多雨や風の影響が心配されたが、出品されたサトイモはどれも秀逸で生産者の技術力の高さがうかがえた。受賞したサトイモは子芋の肥大、規格のそろいともに評価が高った」と審査講評しました。

部会は他産地と差別化するため、子芋と孫芋をつけたまま紙袋に入れ、袋の口を開けたまま段ボールに詰める独自の出荷形態をとっています。芋と芋の接着部分の土を手作業で落さなければならないため手間はかかるが、新鮮さが保てると品質の高さが評価されています。

共進会は、サトイモを地域の特産物として定着させ、消費者のニーズに対応した高品質で安全・安心な生産物の出荷を目指して毎年この時期に開いています。