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ウクライナ 地域で支援 避難の夫婦に米寄贈

  • 二本木支店

2022/11/14

  • 「マイマイ米」を受け取る
    ルスランさん(左から2人目)とリディアさん(左)

JAあいち中央二本木支店は安城市緑町の同支店で11月5日に開かれた「第16回豊年感謝祭&二本木支店まつり」の品評会に出品された農産物即売会の売上の一部で同JAオリジナルブレンド米「マイマイ米」5キロ1袋を購入し、寄贈しました。

3年ぶりの同まつりの開催にあたり、主催する支店運営委員会と二本木地区利用改善組合の合同会議でウクライナ支援を盛り込めないかと議題に上がりました。ウクライナから安城市に避難している家族がいると知り、同まつりの品評会後の即売会の売上で農産物を贈りたいと提案されました。同会および同組合のメンバーである石川博英さんが面識をもつ同支店管内に住むルスランさんリディアさん夫妻への寄贈を決めました。

品評会にはダイコンやハクサイ、サトイモ、梨など88品が出品され、即売会での売上は約1万円。地元住民も一緒に支援していると思ってもらえるように、即売会前に配った整理券には「売上の一部を支援にあてます」と明記しました。

ルスランさんとリディアさんは「うれしい、ありがとう。日本のお米は大好き。甘くておいしい。日本に来て、鍋で炊いてごはんを食べている。大好きなカレーライスで食べたり、おにぎりにしてお昼に持っていったりしたい」と笑顔で話しました。

石川さんは「地域の皆さんにもご夫妻の存在を通じてウクライナ問題がテレビやマスコミの中だけでなく、現実の身近な出来事だと気づいてもらえたらうれしい」と話しました。