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新手の詐欺気を付けて 市役所職員になりすまし・・・異変を察知 
警察から感謝状

  • 安城西支店

2022/11/09

  • 感謝状を受け取った鶴迫さん(左)と神本支店長(中)

JAあいち中央安城西支店(安城市)は11月9日、特殊詐欺を未然に防いだとして、安城警察署から感謝状を贈られました。

10月13日、同支店に70代女性がキャッシュカードの作成に訪れました。対応した窓口担当者は、女性の原動を不審に感じ、同支店の店舗リーダーの鶴迫睦美さんに相談。鶴迫さんが詳細を聴き取ったところ「市役所保険課タナベさんから『累積保険料の払い戻しがある』と、そしてJAサービスセンターから『送金するのに口座番号と暗証番号がわかれば手数料がかからない』と電話で言われた」と話しました。鶴迫さんは「再度市役所に確認し、暗証番号は絶対に教えないこと」などを念押ししました。帰宅した女性から「市役所に確認をしたところ、タナベという人物はいない。11時半に電話がまた来る」と連絡を受けた鶴迫さんは同支店の神本宏隆支店長に報告し、同署に通報するとともに、女性宅を訪問。女性は、保険課タナベと騙る人物からの電話に「キャッシュカードは作らなかった」と伝え、詐欺被害を未然に防止することができました。

神本支店長は「新聞では毎日のように特殊詐欺の記事を見る。一生懸命貯めたお金を取られるのは悲しい。地域貢献のためにも金融機関は最後の砦として強い意志を持って取り組んでいる。これから年末に向け現金の出入りが多くなるが、しっかりとを声かけていく」と話しました。鶴迫さんは「毎日、支店長が朝礼であやしいキーワードが出たら注意するよう訴えているので、窓口も普段からお客様の言葉や態度に気を配っている。1件でも多く被害を未然に防ぎたい」と話しました。