JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

防犯意識向上へ 強盗想定し訓練

  • 知立支店

2022/11/02

  • 警察官に犯人の特徴などを報告する職員

JAあいち中央金融部金融課は11月2日、知立市新池のJA知立支店で、強盗を想定した防犯訓練を愛知県安城警察署の協力を得て行いました。JAの支店長や窓口担当者ら約50人が参加しました。

年末に向け、金融機関を狙った強盗事件や振り込め詐欺の発生が懸念されることから、職員の防犯意識の高揚と非常時における職員間の意思疎通の確認、強盗や振り込め詐欺などの犯罪に適切に対応するため、毎年行っています。

訓練では、強盗に扮した警察官が刃物を持って店内に侵入。窓口カウンター前で来店者を人質にとり、窓口職員に対して「金を出せ」と現金を要求して奪い逃走。職員が追跡して、逃走方向などを確認しました。強盗の状況を110番通報し、駆け付けた警察官に犯人の特徴などを報告しました。

参加者からは「必要な行動をとることができた。話し合いで色々なパターンを想定しておきたい」などの意見がありました。

同支店の杉浦義彦支店長は「職員一人一人が防犯意識をしっかりと持ち、緊張感のある防犯訓練ができた。利用者が詐欺被害に遭わないために、窓口で立ち入ったことをうかがうことがあるかもしれないが、ご理解いただきたい。安心して利用してもらえる支店にしていきたい」と話しました。

同署生活安全課の神谷祐輔巡査部長は「人命を第一に、利用者にも職員にも安全を考えた上での行動を心がけてほしい。年末に向けて犯罪件数も増えてくるので、他人事だと思わずに各金融機関で気をつけてもらいたい」と話しました。