JAあいち中央

ＪＡあいち中央は６月２０日、安城市安城町に産直店舗を含む複合施設「でんまるしぇ」をオープンしました。開店前には約５００人が列を成し、オープン直後は入場制限を設けるほどの盛況ぶり。オープンイベントを行った２０～２２日の３日間、終日多くの買い物客でにぎわい、約１万人が利用。目標２３００万円のところ約２５７０万円を売り上げました。

「でんまるしぇ」は、同市南東部にあったＪＡの４つの産直店舗の統合店となる大型直売所「ファーマーズマーケットでんまぁと」を中心とした複合施設。ＪＡ管内の農畜産物「碧海そだち」を「知る」「選ぶ」「買う」「食べる」「作る」体験を通して、「碧海そだち」をもっと“好き”になってもらう施設を目指します。この日は、「碧海そだち」を扱う直売所「ファーマーズマーケットでんまぁと安城中部」と「碧海そだち」をふんだんに使った料理を提供するテイクアウト専門カフェ「はたけのカフェ」がオープン。２０２６年度には産直出荷者育成のための圃場「でんファーム」が開設予定です。

初日は開店前にオープニングイベントが開かれ、関係者によるテープカットなどが行われました。ＪＡの渥美純一組合長は「地域と連携して『碧海そだち』ブランドを発信し、地域農業を盛り上げていく。生産者が丹精込めて作った『碧海そだち』がたくさん並ぶ活気のある店として、未来永劫発展させていきたい」とあいさつしました。

オープンイベントでは、当日の買い物レシート提示で同施設のマスコットキャラクター「田丸シェ太郎」のステッカーをプレゼントしました。