トピックスレポート
親子で食農体験挑戦 サツマイモの苗植え付け
- 安城東支店
2025/6/7
神谷委員長(前左)のサポートを受けながらサツマイモの苗を差し込む参加者
JAあいち中央安城東支店は6月7日、安城市大岡町の同支店と圃場で食農体験「安城東あおみっ子」親子教室第1回を開きました。同教室は全4回コースで、同支店管内にある2つの小学校の児童とその保護者が対象。8組28人の親子が参加しました。
同教室は、地域の子どもたちに「いのち・農業・食べ物・健康」の大切さを伝えるとともに、その親世代にも農業やJAの事業・活動に関心を持ってもらうことを目的に、2022年度からスタート。同支店の運営委員や組織活動グループ代表らで構成される「がやがやワクワク会」と同支店が企画・運営しています。
この日は「夏野菜&さつまいもを育てよう」をテーマに、野菜作り講座とサツマイモの苗挿し体験などが行われました。参加者は、同支店で野菜づくりの一般的な知識を学んだほか、駐車場内の花壇に植えられている夏野菜のミニトマト、ピーマン、ナスを観察。夏野菜は第2回の収穫まで、同支店と参加者が協力して、毎日水やりを行います。圃場では、同会メンバーのサポートを受けながら紅はるかの苗400本を30センチ程の竹棒を使って斜めに挿し込んでいきました。
初めて参加する保護者は「家で野菜づくりを始めたが、失敗したくないのであまり子どもに触らせていない。子どもと一緒に体験できて良かった。この体験で、子どもが苦手なトマトを食べられるようになったらうれしい」と話しました。
支店運営委員会の神谷孝子委員長は「水やりなど栽培管理の工程も携わることで、収穫の喜びや大切に食べる気持ちをより育んでもらいたい。親子で農業と食を体験して、一緒に学んでほしい」と話しました
次回は、7月26日に第2回「夏野菜とかぼちゃの収穫&カレー作り」を開く予定です。