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中学生が介護職場体験 お手玉積んで

2025/6/6

  • 利用者とお手玉を積み上げる遊びを楽しむ生徒(右から3人目)

安城市和泉町のJAあいち中央デイサービス安城南は6月3日から6日までの4日間、同市東端町の安城市立明祥中学校の2年生1人の職場体験学習を受け入れました。同校では、生徒の自立心や社会性を育むとともに、地域で働く人々との関わりを通して職業観・勤労観を育み、将来の生き方を探ることを目的に、同体験学習を行っています。

デイサービスに実習に訪れた生徒は、利用者へのお茶出しや食事の配膳などを体験。食事後の余暇時間には、利用者と一緒にお手玉を積み上げる遊びをしたり、コミュニケーションをとったりして楽しみました。レクリエーションの時間には、小道具を配り、利用者のサポートをしながら、椅子に座ったまま行える簡単な運動や体操を体験しました。

生徒は「初日は緊張して自分から話したり行動したりすることができなかったが、利用者様の顔を覚えて対応することで距離を縮めることができ、徐々に利用者様とコミュニケーションをとれるようになった。職員の方に仕事を優しく教えていただいたおかげで、楽しく介護の仕事について学ぶことができた」と話しました。

デイサービスの辰川里美所長は「最初は緊張で表情がかたく、会話もぎこちなかったが、徐々に笑顔で会話できるようになり、レクリエーションや体操などデイサービスの様々な活動を体験してもらうことができた。体験したことや『ありがとう』と言ってもらえる喜びを通して、人と関わる仕事や介護について興味を持ってもらえるとうれしい」と話しました。