トピックスレポート
へきなん赤しそ 抜き打ちで確認
- 碧南しょうが・しそ部会
2025/6/5
赤シソの軸の長さなど出荷規格を確認するJA職員ら
JAあいち中央碧南しょうが・しそ部会は6月5日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、赤シソの中間目ぞろえ会を開きました。部会では、品質の維持・向上を図るため、出荷始まりの目ぞろえ会に加え、需要がピークを迎える時期に合わせて抜き打ちで行っています。部会員や市場担当者ら9人が参加し、生産者ごとに出荷された箱から赤シソを取り出し、茎・軸の長さや色、箱詰め・袋詰めの重量などを確認しました。
今作は、5月に入って以降も気温の上昇が緩やかだった影響からか、1週間程生育が遅れたが、色・ツヤともに良好。伊藤正敏部会長は「全員、選別基準に則って出荷されており、『へきなん赤しそ』の評価に値する品質を保てていると確認できた。今以上の評価を得られるように、選別をしっかり行っていきたい」と話しました。
部会では8人が、約14ヘクタールで赤シソを栽培。現在は、日量約1400ケース(1ケース300グラム×10袋)を集荷。昨年同様、梅の不作による需要の低迷が心配されますが、7月中旬まで名古屋や岐阜といった中京市場を中心に、関西、関東、北陸地方へ計130トンを出荷する予定です。
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