トピックスレポート
生・消・JA一体で地域活性化へ大会
- JAあいち中央産直運営協力会
2025/4/21
表彰状を受け取った受賞者
JAあいち中央産直運営協力会は4月21日、安城市桜町の安城市民会館サルビアホールで「JAあいち中央誕生30年記念産直運営協力会2025年度生産者大会」を開きました。これまでは生産者を中心に開いてきましたが、今年度は地元農畜産物「碧海そだち」を応援する一般消費者、関係企業なども加わり、生産者、一般消費者、JA等が一堂に集まり、三位一体となることを目指した初の大会となりました。生産者450人、一般消費者493人、県、市、関係企業、同JA等109人合わせて1052人が参加しました。
式典では、24年度の実績・活動報告や25年度の活動計画、24年度の生産者表彰授与式等が行われました。授与式では、販売金額や販売向上率が上位の同協力会員6人が表彰され、最高位の販売金額最優秀賞には碧南市の長田農園が輝きました。
同協力会の待田智会長は「選び、応援してくれる人がいることは、心強く励みになる。生産者の知恵・活力・思いを結集させ、共に一丸となってJAの産直を盛り上げていきましょう」と、JAの渥美純一組合長は「農業者所得の増大、地産地消の推進、食料自給率の向上に貢献できるよう取り組んでいく。皆さんには引き続き『碧海そだち』ブランド力向上と消費者に喜ばれる品ぞろえをお願いしたい」とあいさつしました。
記念講演では、「碧海そだち」の企画に携わり、応援者でもある、株式会社ただいまの佐藤翼代表取締役社長による「知って好きを伝える『碧海そだち』活動の意味と魅力」と題した講話とJA管内の安城市出身の料理研究家寺田真二郎さんがリーダーを務める昭和歌謡アイドルグループ「SHOW-WA」による歌謡ショーが行われました。
同協力会は、18年度に店舗の品ぞろえ充実と販売額の増加、協力会員の生産・出荷意欲の向上、協力会員の増加と所得増大を目的に、各産直店舗の出荷組織を一本化して生まれました。同協力会員1640人がJA管内の8つの産直店舗で農産物を販売しており、24年度の取扱高は約51億円と過去最高でした。