トピックスレポート
車は急に止まれない キュウリ配って訴え 知立市など
2025/4/8
運転手にキュウリが入った啓発品を手渡すJA職員
知立市、安城警察署、愛知県交通安全協会安城支部、安城知立安全運転管理協議会などは4月8日、同市新池のJAあいち中央知立支店前交差点付近で、特産のキュウリを配って交通安全を呼びかける街頭キャンペーンを行いました。春の全国交通安全運動の一環。同市職員など約30人が参加しました。JAが提供したキュウリ約300本を、赤信号で停止した車の運転手や歩行者に配りました。
キュウリの入った袋には、キャンペーンのキャッチフレーズ「車はきゅうり(急に)止まれない」と書いたシールを貼付しまし参加者は沿道に並び、啓発品と一緒に渡して安全運転と事故防止を呼びかけました。
知立市の石川智子市長は「皆さまと一緒に交通安全啓発活動を行えることは大変有意義な時間。この時期は運転に不慣れな方、通勤・通学で初めての道を通る方も多いので、しっかりと啓発活動を行ってほしい」と話しました。
安城警察署の杉村幸宏署長は「残念ながら、本年に入り知立市内で交通死亡事故が発生している。悲惨な事故の絶無を図るため、署としても交通事故に直結するような悪質・危険な運転者を強力に取り締まっていきたい。市民の皆さんの力を借りての交通安全に関する啓発活動は本当に大切なこと。ドライバーの心に響くよう笑顔で語りかけていただければ、その気持ちは伝わると思う」と話しました。