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親子で農業体験 野菜作り楽しむ

2025/4/5

  • スイカの苗を定植する参加者

刈谷市は4月5日、同市東境町の体験農園で「親子農業体験教室」を開きました。小学生までの子どもを持つ家族が対象で、30家族約80人が参加しました。

同市では、親子で野菜を作る楽しさや収穫の喜びを知ってもらうことを目的に、東境地区営農改善組合とJAあいち中央の協力を得て、毎年、同教室を開いています。4月から7月にかけてのスイカとスイートコーンを育てる体験教室は特に人気です。

参加者は、同組合員から作業方法の説明を受けた後、割り当てられた区画にスイカの苗2株を一つずつ定植し、スイートコーンの種を12カ所の穴に3粒ずつまきました。作業を終えた参加者は「楽しかった。スイカの苗を植える時の向きを見極めるのが難しかった」「大きくておいしいスイカを育てて、スイカ割りしたい」「子どもにとって、土いじりは楽しい遊びのようなもの。家ではうまくいかなかったけど、ここでは立派なものができそうで子どもと楽しみにしている」と笑顔で話しました。体験後には、家庭でも野菜作りを楽しんでほしいと、ミニトマトやピーマンなどの苗が無料で配られました。

同組合の丹村昇組合長は「体験を通して、農業に関心持ってもらえるとうれしい。私たちもサポートするので、収穫まで愛情込めてお世話をして、自ら育てる喜びを感じてほしい。そして、自ら育てた野菜を収穫して食べる楽しみを知ってほしい」と話しました。
今後は、スイカの敷きわらや整枝、つる引き、スイートコーンの雄花除去作業などを行い、7月5日に収穫祭を開く予定です。

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