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育てた七草と米でかゆ作り 安城市の園児

2024/1/10

  • 振る舞われた七草がゆを食べる「志貴っ子田んぼの会」のメンバー

安城市尾崎町の社会福祉法人こども未来事業団の志貴保育園は1月10日、七草がゆの会を開きました。園児の無病息災を願うとともに、伝統行事を知ってもらうことが目的です。地域ボランティア「志貴っ子田んぼの会」や年長園児らの祖父母、隣接する同市立志貴小学校の1年生児童ら、あわせて約60人を招きました。

イベントでは園児から、同会メンバーに感謝の言葉や手作りメダルを贈るとともに、ダンスを披露して喜ばせました。その後は園庭に用意した直径約60センチの大釜で、園児らが同会メンバーと育てたお米「あいちのかおり」を炊き、園内の菜園で園児らが育てたスズナやスズシロなど春の七草を入れ、かゆを完成させました。園児らは祖父母や同会メンバーらと一緒に笑顔で食べました。

同会メンバーの伊藤浩さんは「今年は暑くてお米作りに苦労したが、例年通りのおいしいお米ができて安心した。園児たちが一生懸命もてなしてくれて楽しかった。一緒にお米作りしたかいがあった」とうれしそうに話しました。