JAあいち中央

ＪＡあいち中央支店組織活性化協議体「がやがやワクワク会」は１０月２３日、安城市緑町のＪＡ二本木支店で「ポリ袋で作る簡単美味しい防災食」講習会を開きました。管内組合員７人が参加し、講師はＪＡ安城西部ブロックのくらしの相談員が務めました。災害時にライフラインが止まってしまった中でも作れる防災食レシピやローリングストックの考え方などを学びました。

地域に根ざしたＪＡとして、自宅でできる災害への備えの見直しや有事における食事の栄養バランスを考えてもらうことが目的。講習会では「焼き鳥ご飯」や「チーズオムレツ」、飽きないためのアレンジレシピ「フリーズドライスープカンパン添え」を調理しました。自宅の備蓄についても話し合いが行われ、防災への意識を高めました。

参加者は「簡単にできて、おいしいレシピを紹介してもらえた」「なかなか自宅の防災備蓄を見直す機会も無いので、良い機会になった。帰ったら賞味期限を確認したい」と話しました。

講師を務めた吉村由紀子さんは「災害時には水も貴重なので、極力洗い物をしないためにポリ袋を使ったレシピを紹介した。家にある備蓄を把握して、上手に活用できるように備えてもらいたい。防災の意識を高めて、一つでも持ち帰ってもらえる知識があればうれしい」と話しました。