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お米でパーティー

2023/10/12

  • JA職員(右)とたのしくお米を学ぶ園児

JAあいち中央高浜支店は10月12日、「育てる“好き”」「学ぶ“好き”」を経て「食べる“好き”」を育みたいと同支店管内にある高浜市稗田町の中央保育園で「おにぎりパーティー」を開きました。同支店運営委員と職員10人が同園を訪れ、同園の年長・年中園児81人と触れ合いながら、お米について楽しく学びました。

同支店は、食農体験を通して地域とのつながりを深めたいと昨年度から同体験を企画。5月中旬には管内の営農センターがバケツを使ったお米の植え方などを指導しており、今回はこれまでのお米作りを振り返り、食べて学ぶ集大成となりました。

当日は、JAオリジナルキャラクターの「マイマイ」とのダンスや、お米ができるまでの過程をまとめた紙芝居「ひとつぶのおこめ」の読み聞かせの他、園児が今まで育てたバケツ稲の籾摺りやおにぎりの試食などが行われました。

同園の杉浦さと園長は「園内で育てられていたバケツ稲は、迎えに来た保護者との会話のきっかけにもなった。園児が自分で握ったおにぎりをとてもおいしそうに食べているのが印象的だった。お米を作る大変さを知り、興味を持ってもらえたと思うので、食べ物のありがたみを感じてもらいたい」と話しました。

同支店の中山幸江支店長は「先生方の協力もあって、園児に楽しみながらお米を学んでもらうことができた。半年間毎日お米を観察して、農業を身近なものとして感じてもらえたと思う。イベントを通じて、地元のお米をもっと“好き”になってくれたらうれしい」と話しました。