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食へ感謝の気持ち 児童に稲刈り体験

2023/10/3

  • 稲を収穫する児童

碧南市立鷲塚小学校の5年生児童は10月3日、碧南市が同市北浦町に所有する農業体験専用のほ場「碧南市ふれあい体験農園」で稲刈りを行いました。同市が進める食育推進計画の一環。児童に田植えから収穫まで一連の作業を体験してもらい、食の大切さや自然環境を支えている農業の仕組み、食に対する「ありがとう」という感謝の育成を図ることを目的に行っています。今年で15回目です。

稲刈りの指導に当たったのは、JAあいち中央営農部会碧南支部の部会員やJA職員、同市経済環境部農業水産課の職員ら約10人。刈り取ったお米の品種は、市内小学校の学校給食で使用されている「あいちのかおり」。児童らは鎌の使い方を教わり田んぼへ入り稲を刈りました。刈り取られた稲は2株ごとにわらで作った縄で束ねていきました。コンバインによる機械を使った刈り取りのほか、脱穀作業やコンテナへの籾の搬出作業などの実演も行われました。

初めて稲刈りを体験した児童は「稲を刈る作業が楽しかった。わらを使って束ねるのがとても難しかった」と笑顔で話していました。

同校の関係者は「農家やJA・市の方などたくさんの方々がしっかり管理してくれてここまで稲が大きくなった。感謝の気持ちを持って稲刈りを体験してほしい」と話しました。