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食の思い出 多彩に 袋使いダイコン JAあいち中央 園児を指導

2023/9/4

  • 園児にダイコンの種まきを説明するJA職員

JAあいち中央刈谷北部支店では、刈谷市内の幼児園や小学校の子どもを対象に、肥料袋を使ったダイコンの栽培指導を行っています。同市北部は赤土の土壌で、古くから冬場のダイコン栽培が盛んです。園児や児童、その保護者に食と農に関心を持ってもらうことが狙いです。

支店とJA刈谷北部営農センターは9月4日、同市東境町の刈谷市立富士松北幼児園の年長園児39人に肥料袋を使ったダイコン栽培を指導しました。講師はJA職員2人が務めました。園児らは肥料袋に入った軟らかい培養土の表面にペットボトルのキャップを使い2カ所の穴を作ったあと、それぞれの穴に5粒ずつ種をまきました。今後は、水やりや間引きなどの世話をして、1袋で2本のダイコンを育てます。園児は「こんなに小さな種から、本当に大きなダイコンができるのか心配」「種をまいて何日かすると芽が出てくると聞いて、とても早いと思った。収穫が楽しみ」と話しました。

同園の保育教諭は「栽培体験を通じて、刈谷市の特産であるダイコンを知ってもらいたい。普段食べている野菜の成長過程を見て世話をする中で、野菜を食べるきっかけにしてほしい」と話しました。

同支店の福山義行支店長は「楽しんで種まきをしてくれて良かった。野菜づくりを通じて、子どもたちに地元の農産物を“好き”になってもらいたい。収穫できるまでの数カ月、しっかりお世話をして地元の農産物に愛着を持ってもらいたい」と話しました。

同支店管内の幼児園や小学校、計4カ所で同様の体験を行います。各園、各校でダイコンを審査し、11月25日に同支店で開かれる「刈谷北部支店ふれあいまつり」で表彰式を開く予定です。