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赤シソ記念日 児童食べて関心

  • 碧南しょうが・しそ部会

2023/6/14

  • 『へきなんの赤しそ』について説明する山田部会長(右)ら

JAあいち中央しょうが・しそ部会は、今年記念日登録した6月14日の「へきなん赤しその日」に合わせて、碧南市旭町の碧南市立鷲塚小学校で同校3年生児童102人に赤シソを使った食育授業を行いました。

同市特産の赤シソの知識を身に付けてもらい、知名度向上・消費拡大を図ることが目的。

授業では、同部会の山田浩二部会長と赤シソを使ったメニューを提供する日本料理小判天の長田健太店長らが赤シソの利用方法や栽培について説明するとともに、「赤シソジュース」の作り方のデモンストレーションや「赤しそ寒天」の試食提供を行いました。

同部会が栽培する赤シソは生食用として全国2位の出荷量を誇るとともに、品質に関しても市場から高い評価を受けています。

赤シソの多くは梅干しの色付けとして使用されていますが、梅干しの購入量が減少傾向にあることから、赤シソにおいても今後の需要低下が懸念されています。

同部会では梅干し以外の赤シソの楽しみ方を若い世代を中心に知ってもらうため、ブランドの強化を進めています。

その一環として今年、同市の赤シソの収穫最盛期である6月に合わせて“いい(1)しそ(4)”の語呂合わせから、6月14日を「へきなん赤しその日」として記念日登録しました。

児童らは「赤シソは大人の味かと思っていたけど、ジュースを飲んだら少し酸味があっておいしかった」「赤シソを煮た汁にレモン汁を入れたら、魔法みたいにきれいな色になったのがおもしろかった」と楽しそうに話しました。

山田部会長は「子どもたちに教える経験が無くて緊張したが、反応がとても大きくて、授業をして良かったと思った。今後も色々な世代に『へきなんの赤しそ』を知ってもらえるように、PRをしていきたい」と話しました。

長田店長は「今回提供した『赤しそ寒天』は、お店でも子どもに喜んでもらえるメニューのひとつ。色が良く、香りも爽やかな『へきなんの赤しそ』をたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。