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児童田植え楽しむ 「冬水田んぼ」で

2023/5/23

  • 菅笠をかぶって田植えをする児童

安城市立志貴小学校の5年生と1年生合わせて約70人は5月23日、学校近くの同市尾崎町の田んぼで田植えを体験しました。同校では、環境学習の一環として5年生児童が年間を通して稲作活動を行っています。

田植えをした田んぼは「冬水田んぼ」と呼ばれ、冬の間も田んぼに水を張り、農薬や化学肥料を使わずに、田んぼに生きる水生生物など様々な生きものの力を借りて米作りを行います。同校学区域内の農家を中心に、2009年に発足した地域ボランティア「志貴っ子田んぼの会」の協力を得て取り組んでいます。

児童らは、約300㎡の田んぼに横一列で並び、苗の束を手に持ち裸足で入り、同会メンバーの伊藤浩さんら農家から指導を受けながら苗を植えていきました。

伊藤さんは「泥んこになって楽しみながら田植えをしてほしい。長い歴史、先輩たちが守ってきた田んぼ。自然に優しい田んぼづくり。みんなでがんばってほしい」と話しました。

今後は草取りや生き物調査などを行い、10月に「稲刈り」、12月に「餅つき」、1月に「七草がゆ」の会を行う予定です。